WEEK
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●この練習で覚えるキー
1日め2日め●指の位置の練習/指ならし
手を「ホームポジション」に置きましょう。
図に示しているように、ASDF JKL; の8つのキー位置に、左右の親指以外の指を載せてください。
左の人差し指を「F」、右の人差し指を「J」に置けば、自然と8つのキーの上に指を置けるはずです。
ブラインドタッチのキーの打鍵は、すべて、このキー位置からの指の「位置」や「角度」「距離」で、個々のキーの位置を覚えるという仕組みになっています。
ブラインドタッチでキーボードを一切見ることなく文字を入力できるのは、このホームポジションから、個別キーを打つ時の「手・指の形と動き」を覚えることそのものです。
キーボード上のキーを打つためには、それぞれのキーごとに「手・指の形と動き」が決まっていて、それを覚えることなのだ、と理解してください。
このホームポジションが崩れていたら、永遠にブラインドタッチを覚えることは出来ません。ホームポジションを守らずにブラインドタッチを習得することはできません。
キーを打つ時は一打ごとにホームポジションに戻します。
「ホームポジション」というのは、「指が帰る家」という意味です。ですから、キーを打つために指を伸ばしたら、1打ごとに、必ず指を「ホーム(家)」に戻さねばなりません。
「1打ごとに戻す」なんて、とても面倒なように感じますが、練習しているうちにすぐに慣れますので心配はありません。(指を戻す動作も練習問題の中に組み込んでありますから、自動的に習得できます。)
1打ごとに指を戻すのですから、使用頻度は、他のどのキーより、ホームポジションの使用回数が多いということになります。
単純な話なのですが、意外にこの事に言及している練習ソフトはありません。使用頻度の高いキーから順に「体に覚えさせる」ことがタイピング習得の短期間化に大きな効果を発揮します。
ネットの「勘違い情報」に惑わされないようにしましょう。
ネットには「ホームポジションを守るのは何打くらいずつですか?」という質問があったり、「はじめは、ホームポジションを守らなくても良い」ということを書いているサイトなども見かけますが、これは完全な間違いです。書いている方は間違った練習方を学んで「キーボードを見て打つ」、見て打ちを高速にしたものが「ブラインドタッチ(タッチタイピング)」だと勘違いしている可能性がかなり高いと思います。
本当に正しい「完全なブラインドタッチ」を習得されている方は大変少ないので、「見て打ち」タイピストの言葉は信用されないようにしてください。
もちろん、ブラインドタッチに慣れてくると、自然とホームポジションから指が離れてくることはあるのですが、それは「どんなことがあっても、必ずホームポジションは守るのだ」という意識を持ったうえで、繰り返し練習して、ホームポジションを無意識にでも守れるようになった「後」の話です。
初心者の方や、キーボードを目で見るクセがついてしまっている人にとっては、練習当初はまず「徹底してホームポジションを守る意識」を持ってほしいと思います。
その意識があってはじめて指だけでなく、腕の角度や手の持ち上げ方などの手を動かす「動作」が確定してくるのです。
この基本ポジションを死守せずに、合理的で個別特定的な「各キーごとの手・指の形」を覚えることはできません。
この「ホームポジション」の練習は、思い通りに打てるようになるまで練習したら卒業です。2日目以降の練習問題にも、「ホームポジション」練習は組み込んでありますから、あまり時間はかけなくてもかまいません。
ただし正確に打つことは大切にしましょう。スピードは、「正確に打てる」ようになれば自然と上がります。個別の練習で、スピードを目標にする必要はまったくありません。